○ 野生生物の基礎調査・研究を行ないます

 四国に生息する多くの野生生物は、まだ充分に生態、環境要求や分布情報が解明されていません。私たちは従来の調査・研究方法を用いながら、さらに地理情報システム(GIS)や遺伝子解析などの新しい手法を取り入れ、基礎的な調査・研究活動を継続的に実施します。調査・研究結果を学術的な成果として取りまとめ、自然保全につながる情報を社会に提供します。


○ 地域生態系の保全と環境の復元につとめます

 四国四県ではレッドデータブックの整備が進められています。今後は、希少種・貴重種が減少した原因を解析して絶滅要因の軽減につとめ、生息状況の動向をモニタリングし、絶滅を防ぐための具体的な方策を検討する必要があります。私たちは、調査・研究活動で得られた情報を基にして科学的な基盤を構築し、野生生物の個体群回復と生息環境の復元につとめます。


○ 四国の自然史科学研究の拠点を構築します

 これまで四国では、県境を越えた連携が乏しく、県ごとに独自の方法で行なわれているのが現状です。私たちは、四国を一つの地域生態系とみなして調査・研究を行うとともに、四国内外の自然史科学関連組織ならびに個人と情報ネットワークを構築します。同時に、その事務局を務めることにより、四国の自然史科学に関する情報の整理と発信を行う中心的な役割を担います。


○ 調査・研究に基づく政策提言を行います

 
公官庁等が進める四国の生物・環境関連事業に積極的に関与し、調査・研究活動で得られた情報を基にした科学的な政策の提言、技術の提供、検討委員会への参加などを通じ、地域の環境シンクタンクとしての役割を担います。


○ 自然史科学研究の後継者を育成します

 四国の自然環境を永続的に保全するためには、次代を担う人材の育成が不可欠です。私たちは、後継者の育成を行なうために、以下の教育支援活動を行ないます。まず、学校教育支援活動として地域の教育委員会や学校教員と連携しながら、研究員の講師派遣、研修施設の提供、学生や教官の研修の受け入れを行います。また、社会教育支援活動として、自然環境や環境問題に関心がある市民や団体に対して、調査・研究活動や生息環境整備活動への参加、環境関連分野のセミナーや講演会等の開催等を行い社会教育の推進をはかります。


活動の軸