高知県の状況
ウシガエルもアカミミガメと同様に広い範囲から多くの情報が得られました(図3)。今回の調査では、1920年(大正12年)6月20日に滋賀県水産試験場から幼生100頭が高知県に向けた配布された記録がありました。野外での確認例は1970年代後半から現れ始め、1990年代になると県内各地で多くの個体が確認されるようになり、現在では卵塊や幼生(オタマジャクシ)も確認され、確実に野外で定着しています。県内の分布は平野部の水辺を中心に生息し、特に多数の個体が生息している地域は高知市市街地周辺、中村市(現 四万十市)南部地域、宿毛市大深浦周辺という結果が得られました。
ウシガエル(Rana catesbeiana

目 名:カエル
科 名:アカガエル
属 名:アカガエル
原産地:アメリカ東部、中部、カナダ南東部
環境省指定:特定外来生物
全国の状況
北海道から沖縄にかけて広い範囲で野外定着が確認されています。もともは食用として輸入された個体が逃げ出して野外に定着しました。大型のカエルで、口に入るものなら何でも食べるため、生態系への影響が懸念されています。
図 ウシガエルが確認された地点